60代前半、宅配業のドライバーをやっています。
毎日、配達地域を回って荷物を運んでいます。
コロナウイルス騒動の前からマスクは着用して仕事をしています。不特定多数とまではいきませんが、数十人のお客様と対面で荷物を渡し、印鑑やサインをもらうため、とても近づくからです。
自分自身の予防のためもありますが、マスクをしていないと嫌がるお客様もいるのです。
コロナの影響で宅配業者の生活はどう変わった?
コロナが流行りだしてからも、普段の買い物には以前と変わらずにほぼ毎日行っていますが、なるべく混む時間帯にはいかないようにしています。
また、外出時にはマスクは必ず着用しています。
3月末に日帰り旅行を計画していましたが、今回は中止にしました。屋外では危険は少ないとのことですが、やはりあまり人が集まるところには行きたくなかったからです。
また、買い物のときにお金(コイン)はなるべく使わないように、payで払うようにしています。お金はだれが持ったのか分からないというのが怖いので、pay払いがとても便利です。
一番気をつけているのは、帰宅時の丁寧な手洗いとうがいです。玄関のドアのノブは定期的に消毒して、室内でもよく触る場所も消毒しています。
*このサイトに掲載されているコロナウイルス対策は、マスメディアによって得た個人的な見解です。コロナウイルス対策については、専門家や医師の見解を参照してください。
宅配業でのコロナウイルス対策は?
私が仕事をしている営業所では、徹底的な消毒を行っています。宅配便の車は、一台に一個消毒スプレーを常備しています。
仕事に使うタブレットや携帯電話、その他プリンターなども、一日に何回か滅菌します。
営業所内も、人が触る場所は定期的に滅菌スプレーをしています。マスクに関しては、強制はされてはいませんが、ほとんどのドライバーがマスクを着用しています。
コロナウイルスの影響で、通販で物を買う人が増えて、物量が増えて仕事は忙しくなっています。特にここ数日は、紙製品・水など常備品の荷物が増えていて、繁忙期並みの忙しさになっています。
そのため、健康管理は重要となって以前よりも朝の点呼が厳しくなりました。検温など、以前はやっていなかったこともやるようになりました。
ヤマト運輸・佐川急便での荷物受取時のコロナ対策
ヤマト運輸・佐川急便で、新型コロナウイルス感染防止のため取られている措置をご紹介します。
ヤマト運輸「よくあるご質問」から
荷物を自宅で受け取る場合
お届け先の玄関前等のご指定いただいた箇所へお届けを行います。セールスドライバーがお伺いした際、インターホン等で非対面での受け取り希望をお伝えください。
※お荷物をお届けする箇所につきましては、お客さまのご指定に沿えない場合がございますので、予めご了承ください。
※お届け先がご不在の場合は、同様の対応をしておりませんので、予めご了承ください。
※受領印は、いただいておりません。 弊社にてお届けした内容を[配達票]に記載することで受領印に代えさせていただきます。
その他、PUDOステーションでの荷物の受け取りに関することなど、詳しくはヤマト運輸公式サイトをご覧ください。
佐川急便「お知らせ」より
宅急便の受取時のサインについて
新型コロナウィルスなどの感染症拡大を受けて、スマートフォン画面上でのサインを求めることを控え、伝票への押印・サインをお願いすることがありますので、お客様におかれましては、ご理解・ご了承のほど、宜しくお願い申し上げます。
従業員のマスク着用について
佐川急便では、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症流行をうけ、従業員には集荷・配達、および接客時など就業中のマスク着用を許可しております。
その他、佐川急便でのコロナウイルスへの対応は、佐川急便公式サイトでご確認ください。
宅配業でリモートワークは可能か?ドローン宅配とは?
私が勤める会社、業種はリモートワークは不可能です。
荷物を仕分けする段階では、一部ロボット化などができますが、お客さんのもとに荷物を届けるには人の手が必要だからです。
ドローンによるロボット化された宅配も話題には上っていますが、まだまだ現場に登場するのは先ですし、全てをドローンで運ぶのも不可能です。
私たちのような宅配業は、リモートワークもロボット化もできないので、今回のコロナウイルス騒動のようなときは、普段よりも忙しくなってしまうのです。
リモートワークを取り入れることが可能な業種は、働き方改革という意味でも積極的に行うのはとてもいいことだと思います。政府はどうしてもリモートワークが不可能な業種に対しての対策も考えてほしいと思います。
宅配業者が考えるリモートワーク
リモートワークが可能な業種では、積極的に取り入れるべきだと思います。
通勤ラッシュも軽減されると思いますし、遠方から通う人の負担も減るのではないでしょうか。
リモートワークは働き方改革の1つだと思いますし、育児休業の問題にも絡んできます。男性が育休を取らなくても、週に何度か家で仕事をするようになれば、子育ての大変さも体感できますし、おのずと家事や育児の協力もできるのではないでしょうか。
人と人との触れ合いが減ってしまうのではないかという側面もありますが、会議もオンラインで行うのも一つの手段です。全てをリモートワークにするというのは不可能ですが、リモートワークを取り入れるという体勢は現代社会のニーズに合っていると思います。
コメント